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ユーロ導入の利点・欠点

欧州委員会はユーロが与えた効果を10個挙げた。その中には、通貨が安定し低インフレになったこと、利子率が低下したことなどがあり、多くはメリットのあった効果として認知されることである。

しかし、列挙された効果の中には疑問視されるものや、逆にデメリットを持っているものもある。例えば、ユーロの導入によって価格が透明化したという効果が挙げられているが、実際には税制などが原因で実際はそれほど効果がなかったとされる。他にも、金融の統合は政府の金融政策の手段を失わせるなどのデメリットを持ってしまっている。

ユーロ圏の拡大

ユーロは導入当初、ドイツやフランスなど11ヶ国しか参加していなかったが、2001年にギリシャが参加したことを皮切りに、スロベニア、キプロス、マルタ、スロバキアが加わっていった。そして、2011年にはエストニアが参加し、ユーロ参加国は17ヶ国となった。

【 P R 】