日本を含む諸外国に対し、EUは積極的な関係構築に取り組んできました。代表的なところでは、アメリカとは定期的な首脳会議を開き、冷戦崩壊後のロシアともまた定期的な首脳会議、中国との関係に至っては首脳会議のほかEUにとっての戦略的パートナーとして経済関係の拡大をたどっています。
日欧関係としては、2010年の包括的・相互的な取り組みを目標とする「合同ハイレベルグループ」の設置が決定、自由貿易を主軸とした連携強化も図られています。
1991年、アメリカとEUは「米EU共同宣言」の合意で、年に二度の米EU首脳会議の開催を決定し、米欧の協力関係を深めていくことを目標とし…
歴史的にロシアは欧州にとって政治的・軍事的両面において脅威を持つ国であったが、冷戦崩壊後はその関係もかなり変わった。現在ではEUにと…
EUの中国との外交は1975年に始まり、85年に貿易協力協定を結んでからは、中国との経済関係は拡大の一途をたどっている。EUと中国の首脳会…
日本とEUの協力関係は1991年の日EC共同宣言をきっかけにし、2000年に「日欧協力の十年」が宣言されたことから本格的に始まった。日欧協…