歴史的にロシアは欧州にとって政治的・軍事的両面において脅威を持つ国であったが、冷戦崩壊後はその関係もかなり変わった。現在ではEUにとってロシアはエネルギー資源の主要な輸入先であり、貿易経済や産業技術など様々な面で協力関係を築いている。しかし一方で、両国の間にはいまだ政治的な不安材料が残っている。
EUとロシア間では首脳会議が年に2度開催されており、2003年の首脳会議では経済や法律、対外安全保障などを対象とする共通領域の構築が合意されている。
EUはウクライナやアルジェリア、イスラエルなどの近隣諸国16ヶ国に対して欧州近隣政策を行っている。これは近隣諸国を様々な面で支援し政治経済を安定・進展させることで、間接的にEUの安定と進展を図るというものである。